Как продолжить диагностику неисправности


故障診断を早く正確に行うためには、故障内容を正しく理解することが大切である。一般的にお客様によって同じ不具合でも捉え方が異なる。お客様の苦情については、不具合現象及び発生状況を具体的に理解することが必要である。
適切な故障診断を行うために、“「問診シート例」”及び“「診断シート例」”を活用する。
 
 はじめに
  • A/T C/Uは車速センサー、アクセルペダルポジションセンサ、インヒビタースイッチ等から信号を受け、ソレノイドによってシフト及びロックアップを制御する。このため、A/T作動中は入出力信号が正しく安定したものでなければならない。また、A/Tシステムが正常に作動するためには、バルブの固着やソレノイドの不具合があってはならない。
  • 連続して発生する不具合よりも、再現性のない不具合の方が診断は困難である。電気的な接続不良や配線不良が原因になっていることが多い。これらの場合は関係する回路を充分点検し、間違えて正常な部品を交換しないよう注意が必要である。
  • 目視点検だけでは原因がつかめないときは、“「A/T診断フロー」”に従って、CONSULT‐IIIやサーキットテスターを接続し、ロードテストを行う。
  • 運転性の苦情があるときは、点検を始める前にお客様と話す時間をとる。特に再現性のない不具合については診断に役立つ情報が期待できる。
  • “「診断シート例」”を利用して、どの現象がどのような条件下で発生するか具体的につかむ。
  • 最初は基本的な部位から点検すると、特に電子制御された車両の運転性不具合は診断しやすくなる。
 
 フェイルセーフ機能に関する注意点
A/T C/Uは電気的なフェイルセーフモードを持っている。このモードは、主な電子制御の入出力部品の信号回路が損傷しても運転ができるよう作用する。フェイルセーフモード下ではセレクトレバーがD、2、1のいずれにあっても3速に固定されるため、お客様は“滑り”又は“加速不良”を感じるはずである。
電子回路が正常でも特殊な条件下(例えば、激しいホイールスピンの状態から急ブレーキを踏み、タイヤの回転を止めた時)ではフェイルセーフモードに入ることがある。この場合は、キースイッチをOFFにし、5秒後にONにすることにより、正常なシフトパターンに戻すことができる。
従って、お客様の車は正常に戻っていることがあるので、“「A/T診断フロー」”に従って対処する。なお、自己診断を実施すると以下のような結果となる場合がある。
初回は車速センサー1又は車速センサー2の異常を表示する。センサーを点検した後、2回目の自己診断を実施しても何も表示されない。
 
 A/T診断フロー
 
 問診シート例
お客様情報
問診のポイント
  • 何が................車種、エンジン型式
  • いつ................日時、発生頻度
  • どこで..............道路状況
  • どのような状態で....走行状態、環境
  • どのようになった....現象

お客様名
車両型式
シャシーNo.
A/Tモデル
エンジン
走行km
不具合発生日
初年度登録
入庫年月日
発生頻度
□いつも □ある条件で □時々( 回/日)
現象
□車が動かない (□全レンジ □あるレンジ)
□シフトアップしない(□1st→2nd □2nd→3rd □3rd→4th)
□シフトダウンしない(□4th→3rd □3rd→2nd □2nd→1st)
□ロックアップ不具合
□変速点高すぎ又は低すぎ
□変速ショック又は滑り(□N→D □N→R □ロックアップ □D、1、2、Rレンジ)
□異音又は振動
□キックダウンしない
□レンジを変えても変速パターンが変わらない
□その他
( )

 
 診断シート例
1
□「フェイルセーフ機能に関する注意点」の項を読み、お客様の苦情を理解する
2
□A/Tフルード点検
点検

□漏れ(不具合部位を修理)
□状態
□量
3
□ストールテスト及びライン圧テスト
ストールテスト

□ストールテスト
□トルクコンバーターワンウェイクラッチ
□リバースクラッチ
□フォワードクラッチ
□オーバーランクラッチ
□フォワードワンウェイクラッチ
□ ロー&リバースブレーキ
□ ローワンウェイクラッチ
□ エンジン
□ ライン圧が低い
□ クラッチ及びブレーキはハイクラッチ、オーバーランクラッチ及びブレーキバンドを除きOK
□ライン圧テスト−不具合部品:
4
□全ロードテストを行い、要点検項目にチェック記入
ロードテスト
4-1
エンジン始動前点検
ロードテスト
O/D OFF表示灯が点灯しない
□自己診断実施自己診断結果自己診断−検出された項目にチェック記入
□ DTC 車速センサ(A/T) DTC 車速センサ1(A/T)
□ DTC 車速センサ(メータ) DTC 車速センサ2(メータ)
□ DTC シフトソレノイドA DTC シフトソレノイドA
□ DTC シフトソレノイドB DTC シフトソレノイドB
□ DTC オーバーランクラッチソレノイド DTC オーバーランクラッチソレノイド
□ DTC ロックアップソレノイド DTC ロックアップソレノイド
□ DTC バッテリ電圧/油温センサ DTC バッテリ電圧/油温センサ
□ DTC エンジン回転信号 DTC エンジン回転信号
□ DTC タービンセンサ DTC タービンセンサ
□ DTC ライン圧ソレノイド DTC ライン圧ソレノイド
□ DTC CAN通信系 DTC CAN通信系
□ DTC 1速異常 DTC 1速異常
□ DTC 2速異常 DTC 2速異常
□ DTC 3速異常 DTC 3速異常
□ DTC 4速異常 DTC 4速異常
□ DTC ロックアップ異常 DTC ロックアップ異常
□ DTC コントロールユニット(RAM) DTC コントロールユニット(RAM)
□ DTC コントロールユニット(ROM) DTC コントロールユニット(ROM)
4-2
アイドリング時の点検
ロードテスト
P又はNレンジでエンジンが始動しない
Pレンジに入れても車を押すと動いてしまう
Nレンジで車が動き出す
NからRレンジへのシフトショックが大きい
Rレンジで走行不能又は極度の加速不良
D、2、1レンジで走行不能又は極度の加速不良
4
4-3
走行テスト
パート1
ロードテスト
D1から発進しない
D1→D2へ変速しない、又はD4→D2へキックダウンしない
D2→D3へ変速しない
D3→D4へ変速しない
ロックアップしない
ロックアップ状態を保持しない
ロックアップが解除しない
Dレンジで減速時(4速→3速)エンジン回転がアイドル回転数まで戻らない
パート2
ロードテスト
D1から発進しない
D1→D2へ変速しない、又はD4→D2へキックダウンしない
D2→D3へ変速しない
D3→D4へ変速しない
パート3
ロードテスト
O/D ONからOFFにしてもD4→D3に変速しない
Dレンジで減速時(4速→3速)エンジン回転がアイドル回転数まで戻らない
Dレンジ(O/D OFF状態)から2レンジにしても、D3→22に変速しない
2レンジから1レンジにしても22→11に変速しない
1レンジでエンジンブレーキが効かない
□ 自己診断実施自己診断結果自己診断−検出された項目にチェック記入
□ DTC 車速センサ(A/T) DTC 車速センサ1(A/T)
□ DTC 車速センサ(メータ) DTC 車速センサ2(メータ)
□ DTC シフトソレノイドA DTC シフトソレノイドA
□ DTC シフトソレノイドB DTC シフトソレノイドB
□ DTC オーバーランクラッチソレノイド DTC オーバーランクラッチソレノイド
□ DTC ロックアップソレノイド DTC ロックアップソレノイド
□ DTC バッテリ電圧/油温センサ DTC バッテリ電圧/油温センサ
□ DTC エンジン回転信号 DTC エンジン回転信号
□ DTC タービンセンサ DTC タービンセンサ
□ DTC ライン圧ソレノイド DTC ライン圧ソレノイド
□ DTC CAN通信系 DTC CAN通信系
□ DTC 1速異常 DTC 1速異常
□ DTC 2速異常 DTC 2速異常
□ DTC 3速異常 DTC 3速異常
□ DTC 4速異常 DTC 4速異常
□ DTC ロックアップ異常 DTC ロックアップ異常
□ DTC コントロールユニット(RAM) DTC コントロールユニット(RAM)
□ DTC コントロールユニット(ROM) DTC コントロールユニット(ROM)
5
□自己診断NG項目について各系統を点検し、不具合部品を修理又は交換する
6
□全ロードテストを実施し、必要項目に再度チェック記入
ロードテスト
7
□ 残りのNG項目について“故障診断”を実施し、不具合部品を修理又は交換する
現象別故障診断早見表を参照する。(現象別故障診断早見表にはその他の現象と点検手順も記載してある。
8
□自己診断結果をA/T C/Uから消去する
自己診断結果の消去方法自己診断結果の消去方法