Особенности CONSULT-III

 
 概要

CONSULT-IIIはABS アクチュエーター・C/U からの通信線により、データの受信·指令·送信の組み合わせで下記の機能を実行する。

診断モード
内容
自己診断読み出し
  • ABSアクチュエーター・C/Uが判定し記憶している不具合系統名及び基礎的な点検項目を表示する。
  • 表示内容を印刷できる。
  • 記憶内容を消去できる。
データモニタ
  • 自己診断結果等に基づき、主原因の探究に活用できる。
  • ABSアクチュエーター・C/Uの入出力データをリアルタイムに表示する。
  • データを記録し、保存や印刷ができる
CAN診断サポートモニタ
  • CAN通信の送受信状態をモニターできる。
アクティブテスト
  • 自己診断結果、データモニタ等に基づき、主原因を更に探究する場合に活用できる。
  • アクチュエーターに駆動信号を与えてアクチュエーターの作動点検ができる。
ファンクションテスト
  • ABSアクチュエーター・C/Uに指令を送り、出力信号を自動的に変化させて出力系の作動点検を行い、お客さまにわかりやすいように“OK”又は“NG”というテスト結果を表示する。
C/U識別番号
  • ABSアクチュエーター・C/Uに記録されている部品番号を表示する。

 
 自己診断読み出し
 
 操作要領

自己診断を始める前にエンジンを始動し、車速約30 km/h以上で約1分間走行する。
 
 自己診断結果の消去方法

最終確認として、車速約30 km/h以上で約1分間走行し、ABS警告灯が消灯していることを確認する。
■ 注意 ■
車輪回転センサー系統が異常の場合、回路診断実施後、車速約30 km/h以上で約1分間走行しないと正常状態であってもABS警告灯は消灯しない。
 
 表示項目一覧

不具合系統名
(CONSULT-III画面表示)
異常検出条件
点検系統
後輪右回転センサ-1
[C1101]
  • 後輪右側回転センサーで、回路が断線した場合
DTC C1101 後輪右回転センサ-1
後輪左回転センサ-1
[C1102]
  • 後輪左側回転センサーで、回路が断線した場合
DTC C1102 後輪左回転センサ-1
前輪右回転センサ-1
[C1103]
  • 前輪右側回転センサーで、回路が断線した場合
DTC C1103 前輪右回転センサ-1
前輪左回転センサ-1
[C1104]
  • 前輪左側回転センサーで、回路が断線した場合
DTC C1104 前輪左回転センサ-1
後輪右回転センサ-2
[C1105]
  • 後輪右側回転センサーで、回路が短絡の場合又はセンサー電源電圧が異常の場合
  • 回転センサーとセンサーローター間のギャップが大きく、センサパルスをABSアクチュエーター・C/Uが認識できない場合
DTC C1105 後輪右回転センサ-2
後輪左回転センサ-2
[C1106]
  • 後輪左側回転センサーで、回路が短絡の場合又はセンサー電源電圧が異常の場合
  • 回転センサーとセンサーローター間のギャップが大きく、センサパルスをABSアクチュエーター・C/Uが認識できない場合
DTC C1106 後輪左回転センサ-2
前輪右回転センサ-2
[C1107]
  • 前輪右側回転センサーで、回路が短絡の場合又はセンサー電源電圧が異常の場合
  • 回転センサーとセンサーローター間のギャップが大きく、センサパルスをABSアクチュエーター・C/Uが認識できない場合
DTC C1107 前輪右回転センサ-2
前輪左回転センサ-2
[C1108]
  • 前輪左側回転センサーで、回路が短絡の場合又はセンサー電源電圧が異常の場合
  • 回転センサーとセンサーローター間のギャップが大きく、センサパルスをABSアクチュエーター・C/Uが認識できない場合
DTC C1108 前輪左回転センサ-2
バッテリー電圧[異常]
[C1109]
  • ABSアクチュエーター・C/Uの電源電圧が異常に低い場合
DTC C1109 バッテリー電圧 [異常]
コントロールユニット
[C1110]
  • ABSアクチュエーター・C/Uの内部に異常が発生した場合
DTC C1110 コントロールユニット
ポンプモータ
[C1111]
  • ABSアクチュエーター・C/Uがモーター又はモーターリレー系の異常を検出した場合
DTC C1111 ポンプモータ
回転センサ[入力異常]
[C1115]
  • 車輪回転センサー入力が異常の場合
DTC C1115 回転センサ [入力異常]
ストップランプSW
[C1116]
  • ストップランプSW回路の断線を検出した場合
DTC C1116 ストップランプSW
前左インABSソレノイド
[C1120]
  • ABSアクチュエーター・C/Uが前輪左イン側ソレノイド系統の異常を検出した場合
DTC C1120 前左インABSソレノイド
前左アウトABSソレノイド
[C1121]
  • ABSアクチュエーター・C/Uが前輪左アウト側ソレノイド系統の異常を検出した場合
DTC C1121 前左アウトABSソレノイド
前右インABSソレノイド
[C1122]
  • ABSアクチュエーター・C/Uが前輪右イン側ソレノイド系統の異常を検出した場合
DTC C1122 前右インABSソレノイド
前右アウトABSソレノイド
[C1123]
  • ABSアクチュエーター・C/Uが前輪右アウト側ソレノイド系統の異常を検出した場合
DTC C1123 前右アウトABSソレノイド
後左インABSソレノイド
[C1124]
  • ABSアクチュエーター・C/Uが後輪左イン側ソレノイド系統の異常を検出した場合
DTC C1124 後左インABSソレノイド
後左アウトABSソレノイド
[C1125]
  • ABSアクチュエーター・C/Uが後輪左アウト側ソレノイド系統の異常を検出した場合
DTC C1125 後左アウトABSソレノイド
後右インABSソレノイド
[C1126]
  • ABSアクチュエーター・C/Uが後輪右イン側ソレノイド系統の異常を検出した場合
DTC C1126 後右インABSソレノイド
後右アウトABSソレノイド
[C1127]
  • ABSアクチュエーター・C/Uが後輪右アウト側ソレノイド系統の異常を検出した場合
DTC C1127 後右アウトABSソレノイド
メインリレー
[C1140]
  • ABSアクチュエーター・C/Uがアクチュエ−タ−リレー系の異常を検出した場合
DTC C1140 メインリレー
CAN通信系
[U1000]
  • ABSアクチュエーター・C/UがCAN 通信信号を2 秒以上続いて送受信できなかった場合
DTC U1000 CAN通信系
■ 注意 ■
  • センサー回路の短絡を修理後、キースイッチをONにした場合、ABS警告灯が点灯するが、自己診断結果の消去方法に従い、車速30 km/h以上で約1分間走行後にABS警告灯が消灯するか確認すること。また、各輪の“回転センサ-2”を表示した場合は、回転センサー経路点検の他にC/U電源電圧についても確認すること。
  • “CAN通信系[U1000]”を含む複数の不具合系統を検出した場合は、CAN通信系統の故障診断を行うこと。


 
 データモニタ
 
 表示項目一覧

○:表示  :任意選択
項目名(単位)
モニタ項目選択
備考
C/U入力項目
主要項目
カイテンセンサFL
(km/h)


前輪左回転センサーの信号から演算した車輪速を表示
カイテンセンサFR
(km/h)


前輪右回転センサーの信号から演算した車輪速を表示
カイテンセンサRL
(km/h)


後輪左回転センサーの信号から演算した車輪速を表示
カイテンセンサRR
(km/h)


後輪右回転センサーの信号から演算した車輪速を表示
インABS S/V-FR
(On/Off)


前輪右インABSソレノイドバルブの状態を表示
アウトABS S/V-FR
(On/Off)


前輪右アウトABSソレノイドバルブの状態を表示
インABS S/V-FL
(On/Off)


前輪左インABSソレノイドバルブの状態を表示
アウトABS S/V-FL
(On/Off)


前輪左アウトABSソレノイドバルブの状態を表示
インABS S/V-RR
(On/Off)


後輪右インABSソレノイドバルブの状態を表示
アウトABS S/V-RR
(On/Off)


後輪右アウトABSソレノイドバルブの状態を表示
インABS S/V-RL
(On/Off)


後輪左インABSソレノイドバルブの状態を表示
アウトABS S/V-RL
(On/Off)


後輪左アウトABSソレノイドバルブの状態を表示
ストップランプSW
(On/Off)


ストップランプSWの状態を表示
ABSモータリレー
(On/Off)


ABSモーターリレーの状態を表示
ABSアクチュエータリレー
(On/Off)


ABSアクチュエーターリレーの状態を表示
ABSワーニングランプ
(On/Off)


ABS警告灯制御状態を表示
デンゲンデンアツ
(V)


ABS アクチュエーター・C/Uに供給される電圧を表示
EBDサドウシンゴウ
(On/Off)


EBD作動状態を表示
ABSサドウシンゴウ
(On/Off)


ABS作動状態を表示
EBDフェール
(On/Off)


EBDフェイルセーフ信号の状態を表示
ABSフェール
(On/Off)


ABSフェイルセーフ信号の状態を表示
デンアツ
(V)


電圧プローブの測定値を表示
シュウハスウ
(Hz)


パルススローブの測定値を表示
デューティ-HI
(%)


デューティ -LOW
(%)


パルス ハバ-HI
(msec)


パルス ハバ-LOW
(msec)



 
 アクティブテスト

■ 注意 ■
  • 走行しながらのアクティブテストは実施しないこと。
  • ブレーキのエア抜きが完全に行われていること。
  • フェイルセーフ中はアクティブテストは実施できない。
  • アクティブテスト中はABS警告灯が点灯する。

参考:
  • ブレーキペダルを踏みながらアクティブテストを行うとペダルの踏み代が変化することがあるが正常である。
  • 操作開始後約10秒後に“テスト停止”と表示される。
  • “テスト停止”と表示され、再度テストを行う場合は“BACK”をタッチする。

 
 テスト項目

  • ソレノイドバルブ
    参考:
    前右の場合を例に示す。他の車輪も同様である。
    表示画面の“増圧”、 “保持”、 “減圧”をタッチし、各ABSソレノイドバルブ(イン、アウト)が下表のように作動しているか点検する。
    モニタ項目
    ソレノイドバルブ作動状態
    増圧
    保持
    減圧
    インABS S/V
    Off
    On
    On
    アウトABS S/V
    Off
    Off
    On*
    *:タッチ後1-2秒間On状態でその後Offとなる。

  • ABSモーター表示画面の“On”、 “Off”をタッチし、ABSモーターリレー及びABSアクチュエーターリレーが下表のように作動しているか点検する。
    モニタ項目
    ABSモーター作動状態
    On
    Off
    ABSモータリレー
    On
    Off
    ABSアクチュエータリレー
    On
    On

 
 C/U識別番号

車両に搭載されているABSアクチュエーター・C/Uの部品番号を表示する。