DTC C1604 トルクセンサ異常

 
 CONSULT‐IIIデータモニタ表示

数値データは参考値を示す。
モニタ項目
操作又は測定条件
表示値(参考値)
トルクセンサ(Nm)
エンジン回転中
ステアリングホイール:非操舵時(操舵力なし状態)
0.00 Nm
ステアリングホイール:操舵時
0 – 8.19 Nm*
(左右操舵により値が変化)
*:左操舵でL、右操舵でRが値の前に表示される。

 
 EPSコントロールユニット入出力信号基準値

数値は各端子とボディアース間の参考値を示す。
端子番号
項目
操作又は測定条件
(条件指定がない場合、キーSWはONとする)
基準値
4
トルクセンササブ
エンジン回転中
ステアリングホイール:非操舵時
(操舵力なし状態)
約2.5 V
ステアリングホイール:操舵時
約1.7 – 3.3 V
(左右操舵により値が変化)
5
トルクセンサ電源
キーSW ON時
約8 V
キーSW OFF時
約0 V
6
トルクセンサメイン
エンジン回転中
ステアリングホイール:非操舵時
(操舵力なし状態)
約2.5 V
ステアリングホイール:操舵時
約1.7 – 3.3 V
(左右操舵により値が変化)
7
トルクセンサアース
常時
約0 V

 
 点検要領

 
 1.トルクセンサ信号点検

CONSULT-IIIを使用する
  1. エンジンを始動する。
  2. “電動パワステ”の“データモニタ”を選択する。
  3. “トルクセンサ”のトルク値を点検する。

CONSULT-IIIを使用しない場合
  1. エンジンを始動する。
  2. EPS C/Uコネクタ4、5、6、7番端子〜ボディーアース間の電圧を点検する。EPSコントロールユニット端子間の基準値(参考値)を参照する。
点検結果

OK>>3へ

NG>>2へ

 
 2.ハーネス、コネクタ点検
  1. キースイッチをOFFにする。
  2. EPS C/Uコネクタ及びトルクセンサコネクタを外す。
  3. EPS C/Uコネクタ4、5、6、7番端子〜トルクセンサコネクタ1、2、3、4番端子間の導通を点検する。
    4 – 3
    :導通あり
    5 – 2
    :導通あり
    6 – 1
    :導通あり
    7 – 4
    :導通あり

  4. EPS C/Uコネクタ及びトルクセンサコネクタ〜ボディアース、各ハーネス間の短絡を点検する。
  5. EPS C/Uコネクタ及びトルクセンサコネクタを取り付ける。
点検結果

OK>>3へ

NG>>該当ハーネス及びコネクタを修理又は交換する。

 
 3.EPS C/Uの点検
EPS C/U端子の接続状態及び損傷有無を点検し、EPS C/Uの入出力信号を点検する。EPSコントロールユニット入出力信号基準値 を参照する。
点検結果

OK>>4へ

NG>>各コネクタのピン端子及び接続に不良がないか再点検する。不具合箇所があれば修理又は交換する。

 
 4.修理後の確認
しばらく走行後、再度自己診断を実施し不具合がないことを確認する。
点検結果

OK>>点検終了

NG>>トルクセンサ不良のため、ステアリングコラムASSYを交換する。取り外し、取り付けを参照する。