DTC C1258 J/B系異常4


  • e·4WDモーター電流の異常を検出した場合[e·4WDモーター電流が小さい状態(e·4WDモーター電流モニタ)]
  • e·4WDモーター電流の異常を検出した場合(e·4WD制御時、e·4WDモーター電流が小さい状態)
  • 電流センサーの異常を検出した場合
 
 CONSULT-IIIデータモニタ表示

数値データは参考値を示す。
モニタ項目
操作又は測定条件
表示値
デンキシ デンリュウ(A)
  • A/Tセレクトレバー:Dレンジ
  • パーキングブレーキ:作動
  • ブレーキペダル:踏む
  • 2WD-4WD切替SW:4WD
エンジン回転数:アイドル回転時
約5 – 30 A
エンジン回転数:1500 rpm
約0 – 140 A*
*:10秒以上続けると保護機能が作動するため、測定は10秒以内で行う。

 
 点検要領

  • CONSULT-IIIの自己診断結果で“J/B系異常4[C1258]”、“J/B系異常5[C1262]”、又は“J/B系異常3[C1277]”が表示された場合は下記の点検を行う。
 
 1.e·4WDモーター電流信号点検

CONSULT-IIIを使用する
  1. エンジンを始動する。
  2. “e·4WDシステム”の“データモニタ”を選択する。
  3. “デンキシ デンリュウ”の表示を点検する。「CONSULT-IIIデータモニタ表示」を参照する。
点検結果

OK>>2へ

NG>>3へ

 
 2.e·4WDモーター作動点検

CONSULT-IIIを使用する
  1. エンジンを始動する。
  2. “e·4WDシステム”の“アクティブテスト”を選択する。
  3. “モータ作動確認”を選択する。
  4. 画面の指示に従って車両状態を確認する。
  5. “開始”をタッチする。
  6. 表示画面の“作動”、“停止”をタッチしたとき“モータ カイテンスウ”、“モータ デンアツ”、及び“カイジ デンリュウ”が下記の基準となっているか点検する。
    モニタ項目
    e·4WDモーター作動状態
    ON
    OFF
    モータ カイテンスウ
    1 rpm以上
    0 rpm
    モータ デンアツ
    1 V以上
    0 V
    カイジ デンリュウ
    1 A以上
    0 A

点検結果

OK>>5へ

NG>>3へ

 
 3.電流センサー回路点検
  1. キースイッチをOFFにする。
  2. e·4WD C/Uコネクター及びジャンクションボックス(電流センサー)コネクターを外す。
  3. e·4WD C/Uコネクター11、24、27番端子〜ジャンクションボックス(電流センサー)コネクター3、4、5番端子間の導通を点検する。
    11 – 3
    :導通あり
    27 – 4
    :導通あり
    24 – 5
    :導通あり

点検結果

OK>>4へ

NG>>該当ハーネス及びコネクターを修理又は交換する。

 
 4.電流センサー点検
  1. キースイッチをOFFにする。
  2. ジャンクションボックスを取り外す。取り外し、取り付けを参照する。
  3. ジャンクションボックス(電流センサー)コネクター3〜4番端子に5 V電圧を加える。
    ■ 注意 ■
    • 電圧を加えるときは、3番端子にプラス、4番端子にマイナスを接続すること。
    • 電圧を加えるときは電源とジャンクションボックス(電流センサー)コネクター端子間にヒューズを入れること。
    • ショートさせないように注意すること。

  4. ジャンクションボックス(電流センサー)コネクター5番端子〜ボディーアース間の電圧を点検する。
    5 – ボディーアース
    :0.4 – 0.7 V

点検結果

OK>>5へ

NG>>ジャンクションボックスを交換する。取り外し、取り付けを参照する。

 
 5.e·4WD C/Uの点検
e·4WD C/U端子の接続状態及び損傷の有無を点検し、e·4WD C/Uの入出力信号を点検する。e·4WDコントロールユニット入出力信号基準値を参照する。
点検結果

OK>>6へ

NG>>各コネクターのピン端子及び接続に不良がないか再点検する。不具合箇所があれば修理又は交換する。

 
 6.修理後の確認
しばらく走行後、再度自己診断を実施し不具合がないことを確認する。CONSULT-IIIの機能を参照する。
点検結果

OK>>点検終了

NG>>e·4WDモーターを交換する。取り外し、取り付けを参照する。