Обзор системы
BCMの機能BCM(Body Control Module)は、各種電装部品の作動を制御する機能のほかに、コンビネーションスイッチ(ライト、ワイパー・ウオッシャー、ターンシグナル)の作動状態を読み取る「コンビネーションスイッチ読み取り機能」(下記参照)がある。また、エアコンオートアンプ(オートエアコン)、又はエアコンコントローラー(マニュアルエアコン)からの信号を受け取り、ECMへCAN通信で信号を送信する、インターフェースとしての機能も持っている。
コンビネーションスイッチ読み取り機能
概要- BCMは、コンビネーションスイッチ(ライト、ワイパー・ウオッシャー、ターンシグナル)の状態を読み取り、その結果に基づいて、ヘッドランプ、ワイパーなど関連システムの制御を行う。
- BCMは5つの出力端子(OUTPUT 1〜5)と5つの入力端子(INPUT 1〜5)の組み合わせで、最大20種類のスイッチ情報を読み取る。
作動説明
BCM−コンビネーションスイッチ作動表
作動例・・・(テールランプスイッチをONにした場合)- テールランプスイッチ(ライトスイッチ1段)をONにすると、コンビネーションスイッチ内の接点がONになる。このとき、OUTPUT 4のトランジスタが作動すると、INPUT 5で電圧が変化したことを検出する。
- BCMはOUTPUT 4のトランジスタがONのとき、INPUT 5で電圧が変化したことを検出するとテールランプ スイッチがONであると判断し、CAN通信でIPDM E/Rにテールランプリクエスト信号(ON)を送信する。
- BCMは再度OUTPUT 4のトランジスタを作動させたとき、INPUT 5で電圧が変化したことを検出するとテールランプスイッチのON状態が継続していることを認識する。参考:各OUTPUT端子のトランジスタは10 ms間隔で作動する。従って、スイッチをONにしてからその電気負荷が作動するまでに遅れが生じるが、その遅れは人間の感覚では認識できない時間である。
フロントワイパーボリューム設定(フロントワイパー間けつ作動)BCMは、コンビネーションスイッチの間けつボリューム1、2、および3の3つのスイッチの状態から、ワイパーボリューム位置(1〜7)を判断する。
ワイパーボリューム位置 間けつ休止時間 コンビネーションスイッチ 間けつボリューム1 間けつボリューム2 間けつボリューム3 ワイパーボリューム1 短
↑
↓
長ON ON ON ワイパーボリューム2 ON ON OFF ワイパーボリューム3 ON OFF OFF ワイパーボリューム4 OFF OFF OFF ワイパーボリューム5 OFF OFF ON ワイパーボリューム6 OFF ON ON ワイパーボリューム7 OFF ON OFF
- 例)ワイパーボリューム1の場合コンビネーションスイッチの読み取り機能により、間けつボリューム1、2、および3のON、OFF状態をBCMが検出する。BCMは、コンビネーションスイッチが下記の状態のときに、ワイパーボリューム1と判断する。
- 間けつボリューム1:ON(OUTPUT3とINPUT1が導通)
- 間けつボリューム2:ON(OUTPUT5とINPUT1が導通)
- 間けつボリューム3:ON(OUTPUT4とINPUT2が導通)
作動モードコンビネーションスイッチ読み取り機能には下記の作動モードがある。
CAN通信制御CAN通信では、それぞれのコントロールユニットを2本の通信線(CAN‐L線、CAN‐H線)でつなぐことにより、多くの情報を少ない配線で通信することが可能である。また、各コントロールユニットはそれぞれデータの送受信を行い、必要な情報だけを読み取る。
CAN通信信号CANシステムタイプ仕様表を参照。
BCMの状態制御BCMは無駄な電力を消費しないようにするため、そのときの作動状態によって、自らの状態を切り替える。
- 1.CAN通信状態
- キースイッチONの状態で、他のコントロールユニットとCAN通信が正常に行われている状態である。
- BCMで行う各制御が正常に行われている状態である。
- キースイッチがOFFの場合は、スリープ状態に移行できる。
- キースイッチOFFの状態でも、IPDM E/R、コンビネーションメーター、インテリジェントキーユニットのいずれかとCAN通信が成立している場合は、CAN通信状態となる。
- 2.スリープ移行状態
- キースイッチOFFで、CAN通信を停止させるための処理を行う状態である。
- IPDM E/R、コンビネーションメーター、およびインテリジェントキーユニットにスリープリクエスト信号を送信する。
- 全コントロールユニットのCAN通信が停止して2秒経過すると、CAN通信停止状態へ移行する。
- 3.CAN通信停止状態
- キースイッチOFFでCAN通信が停止している状態である。
- キースイッチOFFでBCMのみで行う制御が作動している場合の状態である。
- 全コントロールユニットのCAN通信が停止して3秒経過すると、スリープ状態へ移行する。
- 4.スリープ状態
- BCMは低消費電力モードで作動している状態である。
- CAN通信は停止している状態である。
- CAN通信の信号変化を検出すると、CAN通信状態へ移行する。
- 下記スイッチの状態が変化すると、CAN通信状態へ移行する。
- キースイッチ(ACC、ON)
- プッシュスイッチ
- ハザードスイッチ
- 集中ドアロックスイッチ
- 運転席ドアスイッチ
- 助手席ドアスイッチ
- 後席右ドアスイッチ
- 後席左ドアスイッチ
- バックドアスイッチ
- コンビネーションスイッチ(パッシング、ライトスイッチ1段)
- リモコン(ロック、アンロック信号)
- 運転席ドアロック状態検出スイッチ
- キー差し込み検出スイッチ
- BCMのみで行う制御がスイッチにより要求された場合は、CAN通信停止状態へ移行して作動を行う。
BCMで直接制御するシステム|
システム名称 |
参照先 |
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集中ドアロックシステム |
集中ドアロックシステム
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リモートコントロールエントリーシステム |
リモートコントロールエントリーシステム
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バックドアオープナー |
バックドアオープナー
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パワーウインドーシステム参考1 |
パワーウインドーシステム
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キー連動室内照明システム |
キー連動室内照明システム
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リヤワイパー·ウオッシャーシステム参考2 |
リヤワイパー·ウオッシャーシステム
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BCMとIPDM E/Rで制御するシステム|
システム名称 |
参照先 |
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ヘッドランプ |
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オートライトシステム |
オートライトシステム
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クリアランス/テールランプ |
クリアランスランプ/テールランプ
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フロントワイパー·ウオッシャーシステム参考 |
フロントワイパー·ウオッシャーシステム
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リヤウインドーデフォッガー |
リヤウインドーデフォッガー
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BCMとコンビネーションメーターで制御するシステム|
システム名称 |
参照先 |
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キー抜き忘れ警報参考、ライト消し忘れ警報、シートベルトリマインダー警報 |
システム概要
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ターンシグナルランプ、ハザードランプ |
ターンシグナルランプ、ハザードランプ
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BCMとインテリジェントキーユニットで制御するシステム
BCM、コンビネーションメーター、およびA/T C/U(又はCVT C/U)で制御するシステム
主な関連部品と各制御関係|
システム |
入力 |
出力 |
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リモートコントロールエントリーシステム |
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インテリジェントキーシステム |
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集中ドアロックシステム |
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バックドアオープナー |
バックドアオープナースイッチ |
バックドアオープナー アクチュエーター |
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パワーウインドー電源(IGN) |
IGN電源 |
パワーウインドーシステムへ電源供給 |
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パワーウインドー電源(BAT) |
BAT電源 |
パワーウインドーシステムへ電源供給 |
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ヘッドランプ |
コンビネーションスイッチ |
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ヘッドランプバッテリーセーバー |
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IPDM E/R |
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オートライトシステム |
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テールランプ |
コンビネーションスイッチ |
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ターンシグナルランプ |
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ハザードランプ |
ハザードスイッチ |
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キー連動室内照明システム |
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ルームランプ |
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ルームランプバッテリーセーバー |
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ルームランプ |
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キー抜き忘れ警報 |
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コンビネーションメーター (警報ブザー) |
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ライト消し忘れ警報 |
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コンビネーションメーター (警報ブザー) |
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リバース警報ブザー |
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コンビネーションメーター (警報ブザー) |
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シートベルトリマインダー警報 |
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コンビネーションメーター (警報ブザー) |
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フロントワイパー・ウオッシャーシステム |
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IPDM E/R |
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リヤワイパー・ウオッシャー システム |
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リヤワイパーモーター |
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リヤウインドーデフォッガー |
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IPDM E/R |
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エアコンスイッチ信号 |
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ECM |
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ブロアファンスイッチ信号 |
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ECM |
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エアコンインジケーター信号 (マニュアルエアコンのみ) |
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A/C コントローラー (A/C 表示灯) |