Регулировка количества масла


コンプレッサーオイルは冷媒と共にシステム内を循環している。クーラーサイクル部品を交換したときや、多量の冷媒漏れが起こったあとにはコンプレッサーにオイルを補充する必要がある。また、オイル量は適正に保つことが重要であり、オイル量が不適切な場合は、以下のようなことが起こるおそれがある。
  • オイル不足:コンプレッサーの固着
  • オイル過補充:冷え不良(熱交換不十分による)
    使用オイル
    :DH‐PR(ロータリー式コンプレッサー用)

 
 オイルリターン運転要領
以下の要領に従ってオイル量を調整する。
 
 1.A/Cシステムの点検
  1. A/Cシステムが正常に作動するか点検する。機能点検 を参照。
  2. 冷媒やオイルが大量に漏れていないか点検する。
    ■ 注意 ■
    冷媒やオイルの大量の漏れが発見された場合は、オイルリターン運転をしないこと。
点検結果

OK>>2へ

NG>>3へ

 
 2.オイルリターン運転
  1. エンジンを始動し、以下の状態にする。
    • エンジン回転:アイドル〜1,200 rpm
    • A/C スイッチ:ON
    • ファンスピード:HI
    • 吸込口:内気循環
    • 設定温度:フルホット
  2. 約10分間運転を続ける。
  3. エンジンを停止する。

>>3へ

 
 3.交換部品の確認
交換する部品に応じてオイル量の調整を行う

コンプレッサー>>「コンプレッサー交換時のオイル量調整」へ

コンプレッサー以外>>「コンプレッサー以外の部品交換時のオイル量調整」へ

 
 コンプレッサー以外の部品交換時のオイル量調整
コンプレッサーの高圧ポートから、下表に従ってコンプレッサーオイルを補充する。αは、冷媒回収時に冷媒とともに回収したオイル量。

交換部品
補充量
エバポレーター
35 + α cm3
コンデンサー
15 + α cm3
リキッドタンク
5 + α cm3

■ 注意 ■
複数の部品を交換するとき、αは足し合せないこと。
例:エバポレーターとリキッドタンク補充量(cm3)= 35 + 5 + α
 
 コンプレッサー交換時のオイル量調整
    1.取り外したコンプレッサーの高圧ポート(A)及び低圧ポート(B)からコンプレッサーオイルを抜き取り、その量を測定する。補充する際は、適正量のコンプレッサーオイルをコンプレッサーの高圧ポートから注入する。
    ZJIA0970J.JPG
    2.下記の式に従い、新品コンプレッサーから、コンプレッサーオイルを抜き取る。
    αは、冷媒回収時に冷媒とともに回収したオイル量


    新品コンプレッサーからのオイル抜き取り量(cm3
    = 新品コンプレッサーのオイル封入量(120)
    − 取り外したコンプレッサーから抜けたオイル量
    − コンプレッサー内部に付着しているオイル量(20) − α
    = 100 − 取り外したコンプレッサーから抜けたオイル量 − α