Обзор системы
- IPDM E/R(Intelligent Power Distribution Module Engine Room)は、従来エンジンルームに配置されていたリレーボックス、及びヒューズブロックを一体化し、内蔵したリレーの制御をIPDM E/R内の制御回路により行うものである。
- IPDM E/R内蔵の制御回路により、BCM、及びECMとの通信をCAN通信で行い、リレーのON–OFF制御、各種信号の送信(オイルプレッシャースイッチ)等を行う。
■ 注意 ■
IPDM E/Rに内蔵されているリレーは全て取り外しできない。
IPDM E/Rで行う制御IPDM E/RはCAN通信でBCM、及びECMからリクエスト信号を受信し各制御を行う。
| 制御システム | 送信ユニット | 制御部位 |
| ランプ制御 | BCM |
|
| ワイパー制御 | BCM | フロントワイパー |
| リヤウインドーデフォッガー制御 | BCM | リヤウインドーデフォッガー |
| A/Cコンプレッサー制御 | ECM | A/Cコンプレッサー |
| クーリングファン制御 | ECM | クーリングファン |
| オルタネーター制御 | ECM | オルタネーター(発電電圧可変制御) |
CAN通信制御CAN通信では、それぞれのコントロールユニットを2本の通信線(CAN‐L線、CAN‐H線)でつなぐことにより、多くの情報を少ない配線で通信することが可能である。また、各コントロールユニットはそれぞれデータの送受信を行い、必要な情報だけを読み取る。
CAN通信信号CANシステムタイプ仕様表を参照。
フェイルセーフ制御- IPDM E/Rは他のコントロールユニットとのCAN通信ができなくなった場合、フェイルセーフ制御を行い、CAN通信が正常に復帰すると、通常の制御に戻る。
- IPDM E/Rはフェイルセーフ時に下記の制御を行う。
制御部位 フェイルセーフ作動 ヘッドランプ - キースイッチONでヘッドランプ(LO)ON
- キースイッチOFFでヘッドランプ(LO)OFF
クリアランスランプ/テールランプ/ライセンスプレートランプ - キースイッチONでテールランプON
- キースイッチOFFでテールランプOFF
クーリングファン - キースイッチONでクーリングファンHI作動
- キースイッチOFFでクーリングファン停止
フロントワイパー - ワイパーLO、及びHI作動時は、キースイッチをOFFにするまでフェイルセーフ制御を行う直前の状態を保つ
- ワイパーINT時、かつワイパーモーター作動時にフェイルセーフ制御になった場合は、キースイッチをOFFにするまでLO作動を行う
リヤウインドーデフォッガー リヤウインドーデフォッガーOFF A/Cコンプレッサー A/CコンプレッサーOFF - キースイッチONでヘッドランプ(LO)ON
IPDM E/Rの状態制御IPDM E/Rは無駄な電力を消費しないようにするため、そのときの作動状態によって、自らの状態を切り替える。
- 1.CAN通信状態
- 他のコントロールユニットとCAN通信が正常に行われている状態である。
- IPDM E/Rで行う各制御が正常に行われている状態である。
- IPDM E/Rがいずれの負荷制御も行っていないときに、BCMからスリープリクエスト信号を受信すると、スリープ待ち状態に移行する。
- 2.スリープ待ち状態
- CAN通信を停止させるための処理を行う状態である。
- IPDM E/Rで制御するシステムが全て停止し、全コントロールユニット間のCAN通信が停止して3秒経過すると、スリープ状態へ移行する。
- 3.スリープ状態
- IPDM E/Rは低消費電力モードで作動している状態である。
- CAN通信は停止している状態である。
- CAN通信線の信号変化、もしくはキースイッチがONになったことを検出すると、CAN通信状態へ移行する。
オイルプレッシャースイッチ信号出力機能オイルプレッシャースイッチから入力した信号(ON/OFF)をCAN通信で、コンビネーションメーターへ出力する。